よく使う議会用語 (業界用語みたいなもんですね!意外とこの世界しか通用しないものもあったりします) トップページに戻る
会派

 

同じ志や政策をもった議員のグループのことを会派という。所属議員5名以上の会派を交渉会派といい、4名以下を非交渉会派といいます。各派代表者会議や本会での各派代表質疑も交渉会派のみが行います。
当局・執行部 関係している市役所の局、市役所の機関をこう呼びます。この言葉はしょっちゅう使います。同じように執行部とは、まさに行政執行をする側で、三役及び市幹部をさします。
常任委員会 議会に常設されている委員会で、当局の業務に応じて委員会を設置している。議会から付託された議案や請願等を審議する委員会。仙台市議会は、以下の6つの委員会を設置している。
○総務財政(政策調整局・総務局・財政局・消防局を所管)
○市民教育(企画市民局・教育局を所管)
○経済環境(経済局・環境局を所管)
○健康福祉(健康福祉局・子ども未来局を所管)
○都市整備建設(都市整備局・建設局を所管)
○公営企業(水道局・ガス局・市立病院・交通局を所管)

なお、毎月常任委員会は開催されており、他都市では議会の時にしか開かない等もあり、仙台市議会は比較的まじめに活動していると思う。
調査特別委員会 議会で必要に応じて設置する委員会。仙台市議会の場合、喫緊の課題の解決に資すべきテーマで設置されることが多い。
○東西線沿線まちづくり調査特別委員会
○防災・危機管理調査特別委員会
○地域経済活性化調査特別委員会
○少子化・子育て調査特別委員会
○環境・緑化調査特別委員会

 なお、常任委員会は議案の審議のため、当局に問いただし、結論を導き出すことになる。一方調査特別委員会は、議会で必要なテーマで議員同士協議をし一定の結論や提案を導き出すことが目的なので、当局に質問をすることが目的ではなく、議員同士提案・意見交換をして政策提案できるところまでいく、あるいは条例提案することが理想。
議事進行

市議会本会議や、常任委員会等各種正式会議の際に、会議の進め方に問題等がある場合、議長または委員長に対し、挙手で「議事進行!!」と声をかける。

 例えば、

  1. 決算委員会なのに、ある議員が当該年度の話ではなく、翌年度の施策等について質問をしたとき。

  2. 議員が自分のもち時間を超えて、質問をし、議長等がそ
    1. れを注意しないとき、 など。

     期数がうえのかたがこの議事進行をかけることが多く、その際には気合が入っている。結構おもしろい!(おもしろがっている場合ではないけど、、、意外とくだらないことで議事進行をかけるかたも……(^^;))  

各会派もち時間:

本会議での代表質問、一般質問及び予決算特別委員会で、質問をする際には、各会派に対し、もち時間が与えられる。これを「会派もち時間」という。

  • 代表質問は各会派均等に40分。
  • 一般質問は『40分+10分×会派人数分』(私たち民主クラブ仙台は40+10*12=160分)。
  • 予決算等審査特別委員会では交渉会派『10分+2分×交渉会派人数』。もち時間の中で、かなりの人数が質問に立つため、後半は時間との勝負!みなさんかなり時計をちらちらみながらの質問となり、あせりがでてくる。

 

請願: 市民が、議会に希望を願いでること。請願書を提出する際は、法律により、議員の紹介がなければならない。これを紹介議員といい、審査の際は筆頭紹介議員からの趣旨説明を受け質疑を行って審査する。よく内容を理解しないまま簡単に紹介議員になると、趣旨説明が十分にできず、あたふたするはめになってしまう。なお、審議結果は請願代表者に通知する。
陳情: 市民が、事情を申し立てて頼むこと。特に規定のルールは無いが、内容が請願書に適合する場合は請願書と同様に扱う。これは議長が決めることになる。どんな陳情があったかについては、いくつかは参考に議員に配布される。配布が必要かどうかも議長が決める。議長次第ということになっているのが現実。

具体に:

議会の発言の中で、よく聞くのが「具体に(ぐたいに)ご説明ください」「具体のぐたいの)施策を展開していく」などの表現。「『具体的に』という方が普通じゃないですか?」と聞くと「がつくと具体性にかける」のだそうだ…

8.施策(せさく)

施策」(せさく)と読むかたが非常に多い。従来から行政用語として「しさく」ではなく「せさく」というらしい。「試策」と区別するためとの話も聞いたが、「施行」「施工」とも(せこう)と読んでいるので、単に「施」を(せ)と読んでいるだけかも…

施政方針

1回定例会(2月〜)のとき、市長が年の初めにこの1年間「どのような市政をつかさどっていくのか」方針を表明する。総理大臣が「所信表明」するのと同じ。

「おはかりいたします」

会中、議長が議員に対し、判断を呼びかけるときの文言。例)議長:「おはかりいたします。本日の議論はこのへんで留め、残余は明日行うこととしてよろしいでしょうか?」 議員:「異議なし」 議長「では本日の議会を閉会いたします」

会議録:

議会の議事録。議場演壇の下で速記者が黙々とアラビア語でも書くかのごとく、記録を取ってくださる。議会での発言等を記録するのはもちろん、議場ででた野次もしっかり(?)記録をとっている。(そのつもりで声をだしているのだろうか……)。不適切な発言等があったときは、会期中に限り発言の取り消しを議長が認めれば「会議録へ記載しない」いわゆる「会議録削除」となる。

発言通告:

議中での発言する場合は、あらかじめ議長に「発言通告書」というものを提出しなければならないことになっている。議事進行等の場合以外は、この発言通告書の内容に従って、議長が指名し発言するので、議事運営は非常に形式的になってしまうのだろう……

「議員おっしゃるとおり」: 議会等で議員が質問したことへの執行部の回答の際、「議員おっしゃるとおり○○○でございます。」と、議員を持ち上げる発言をする。ただし、ほとんどの場合は、そのあとに「しかしながら×××なのでできません。」と続くのである。できないなら、後半のことばだけで十分ではないか?
暫時(ざんじ)休憩:

議会中休憩時間をとるとき、または進行上問題等があり、審議が止まったため、議会事務局側で打ち合わせの必要が生じたときなど、必ず「暫時(ざんじ)」という言葉が入る。1〜2分でも「暫時」で、30分以上でも「暫時」。議会用語はわざわざ難しい表現を使うのですね。

先議 先立って、審議をすること。仙台市議会の場合、人事案件などは、予定の議案より先に承認を求めることが、議会運営委員会の決定事項に書かれており、当局から先議の依頼がくる。私は詮議とばかり思っていて、人事案件だからより慎重に議論しろという意味だとずっと思っていた。(~_~;)
意を用いる 辞書では「心を配る・注意する」という意味。答弁で「議員おっしゃるとおり、行政サービスの質の向上に意を用いて参ります。」というと、最高に気を使っている表現だが、決して積極的に取り組むとは答えていない気がするのはわたしだけ?
いたさせます 正しい日本語とは思えない表現ですが、立派な議会用語。人に「させる」ことをまわりに対し丁寧語に表現し、「いたします」をくっうけたという感じ?絶対一般語としては通用しないと思うのですが!